読書と紅茶②
紅茶を飲みながら楽しめて、
紅茶をなんだか飲みたくなっちゃう本のご紹介。
ミステリーの女王、アガサ・クリスティは紅茶好きで有名。
本の中にお茶のシーンや、イギリスのお菓子や料理が
よく登場します。
アガサ・クリスティの作品はかれこれ20年以上前にはまり、
かなり読みましたがだいぶ忘れてしまい(汗)
今回まず読み直したのは、ミス・マープルシリーズの
「パディントン発4時50分」。
ミス・マープルシリーズは、天才的な観察力を持つ老婦人が
その類稀な能力を使って事件を解決していくというもの。
今作品では、スコーン、糖蜜タルト、りんごのメレンゲ、
サンドウィッチ、バター付きのパン、砂糖かけケーキなど、沢山のスィーツと共に、
お茶の時間が登場します。
ミス・マープルは「お茶の間は殺人の話はよしましょう」といいます。
お茶という気持ちが落ち着く時間に、殺人などといった恐ろしい話は不似合いだから。
イギリスに根付いているお茶文化、イギリスの方がお茶の時間に求めるものが
よくわかります。