OccupyLoveという映画の上映会を開催しました。

この映画は現代の、経済第一主義や、資本主義への疑問を投げかけた映画。
今のままの暮らしを続けていれば、やがて無理が来る。
すでに経済を回すため。富を得るために環境を破壊し、破壊された環境で多くの生き物や
人々の生活が壊されてしまっている。
今まで当たり前に社会の一部に組み込まれてきた人々が、疑問を抱き、今の社会を構成する人々に
抗議をする活動を追ったドキュメンタリーです。

映画の上映のきっかけは、私たちの社会に多く存在する様々な課題をより多くの人に知ってもらいたい。
伝えたい、という気持ちからでした。
岐阜市のフェアトレードショップ「とまり木」を経営する宇都宮さんと、岐阜市でアートの活動をする
ぎふのふの愛子さんと一緒に、なにかできないか、という話をしていて、映画の上映会をする流れとなりました。

多くの人が、課題自体に気づいていないこともあるし、気付いていてもどうすることもできない。
どこか遠くの国で起こっていること。自分には関係ないこと、と思っています。
でも実は私たちの暮らしと、どこか遠くにいる顔も名前も知らない人々の暮らしはつながっている。
そして、私たちの一人一人の行動は小さいかもしれないけど、一つになればとても大きな力になる。

今回、いろいろとあり、広報が本当に直前からしかできませんでした。
にも関わらず、参加してくださった方には感謝でいっぱいです。
映画を観終わった後、感じたことや、疑問に思ったこと、みんなで考えたいと思ったことを、
簡単に共有しました。

参加者の方で、もともとこういったことを考えるのは興味はあったし、気になってはいたけど、
自分にできることなんて…という思いもあり、なかなか一歩が踏み出せなかった、とおっしゃっている方がいらっしゃいました。
勇気を出して今回参加して、考えるきっかけができてよかった、と言ってくださり、本当に開催してよかった、と
思いました。

「映画」は比較的簡単に見ることができるし、敷居も低く、幅広い人に参加してもらうにはとても良いツールです。
映画をみたあと、そのまま自分1人の中に感じたことをとどめておかず、一緒に見た人たちと
想いを共有することで、多様な意見を自分の中に取り入れることができて、映画の内容をより深めることができます。

次回どんな映画をどこで上映するか考え中ですが、上映会と簡単なワークショップを、宇都宮さん、愛子さんと共に
定期的に開催していけるようにしていきたいと思っています。

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