岐阜に引っ越してきてからお世話になっている、揖斐川町春日の茶畑。

「天空の茶畑」の名前で有名になり、全国からたくさんの人が美しい景色を眺めにやってくる岐阜の景勝地です。

春日は日本では珍しく「在来種」と呼ばれる、その土地で生まれその土地で育った、土地の風土に適応しながら育ったチャノキが

今でも多く存在している土地です。

同じ方向に一列にまっすぐ並んだ、いわゆる「茶畑」とは違い、にいろんな形のチャノキがパズルのように組み合わさってできている茶畑は、

とても珍しく、とても美しい見た目をしています。

そんな春日で作られるお茶は、在来種特有のフルーティーな香りと、優しい味わいが特徴のとても美味しいお茶です。

がしかし・・・春日地区は高齢化が進み、茶畑の作業ができる方がどんどん少なくなってきています。

私がかかわりだした6年前と比べても、放棄茶畑が年々増えています。

放棄された畑は、どんどん荒れ、笹やほかの植物がはびこり、畝間が見えなくなったチャノキの隙間は虫や動物などの住処になるには

うってつけの場所になり、そこで暮らす人たちの生活を脅かす危険があります。

ほかの植物に浸食され、年々畑から荒れ地に変化していく姿を見るのはとても悲しくなります。

このままでは美しい茶畑のある景色が失われてしまうのではないか・・・

地域の方々はもちろん心を痛め、何とかしたい!なんとかしなければ!!という強い想いをお持ちですが、

現状自分たちの所有する畑を何とか維持することで手一杯。年々増える耕作放棄茶畑を何とかしたい、という想いから

パンク状態になっている方もいらっしゃいます。

そんな状態の中、天空の茶畑を一望できるビュースポットから一番よく見える在来種畑の持ち主さんが今年で耕作を断念なさることがわかりました。

今の状態を維持するには・・・今草取りをして、チャノキの冬支度をしなければいけません。

何とかしたい。

でもみんな手一杯。

それなら・・・みんなで何かできないか。

人を集めてみんなで草取りをすれば。力を合わせれば維持できるのではないか。

美しい景色を守り、後世に引き継ぐことができるのではないか。

この土地で茶に触れさせてくれた地域の方々に恩返しができるのではないか。

そんな想いから、茶畑の草取りを日程を決めて、ボランティアさんを募い、実施することにしました。

一人では無理でも、みんなでやれば、楽しくできる。

みんなで守る畑にできれば・・・と思います。

そんな仲間を募集しています!

ぜひ皆様の力を貸してください。

参加できるよ!という方は、メールにてご連絡ください!お待ちしております。